万年筆たん(*´Д`)ハァハァ 万年筆いいよね、俺も使ってるよ! ってことで小道具の使い方をお勉強したよ! ただの小道具じゃなくて、心理状態を表現するような小道具の使い方らしいです、はい。 ・ただの小道具としての万年筆にしない ・どういう「万年筆か」を書く ・小道具に事情をもたせる 主人公をドイツ人にしたんだけど、なんていうかこう、アニメ大好きで日本が大好き過ぎて日本に来ちゃいましたテヘペロ☆的な子をイメージして書いたらやけに日本語が上手くなってしまったアルヨ…。 ルームメイトがやってるゲームは多分初音ミクDIVAです。 そしておもむろにうたプリを出してくる予定です。 俺の中ではな!! てんとうむしのかぞく <登場人物> ハンケル・バルド(20)ドイツ人留学生 小森直哉(20)ルームメイト ◯寮 ハンケル・バルド(20)、小包を持って部屋に入ってくる。整理整頓された室内。 小森直哉(20)、ヘッドホンをつけてPSPをしている。 ハンケル「ただいま帰りました」 小森「おかえり」 小森、ゲームに夢中。ハンケル、鞄を床に置き、クッションの上に座る。 小森、ゲームが一区切りついて、ヘッドフォンを外す。 小森「何が来たんだ?」 ハンケル「なんでしょう? ドイツにいるおじいちゃんからです」 小森「へー、開けてみようぜ」 興味津々の小森。ハンケル、丁寧に封を開ける。 箱の中は厳重に梱包されており、細長い木箱と1枚のカードが入っている。 カード『Alles Gute zum Geburtstag』(訳:誕生日おめでとう) ハンケル、カードを見てから木箱を開ける。中には古い万年筆。 それを覗きながら、小森。 小森「万年筆か?」 ハンケル「これはおじいちゃんのものです」 小森「へぇ。でもなんでまた急に?」 ハンケル「このカードには、誕生日おめでとうとかいてあります。僕の誕生日は、もうすぐです。」 小森「えっ、そうなの? なに、いつ」 ハンケル「6日です」 小森「6日って…明後日じゃん。もっと早く教えろよ」 ハンケル「すみません」 小森「でもじゃあ、それはおじいちゃんからの誕生日プレゼントなんだな。」 ハンケル「はい」 木箱から万年筆を取り出す。 小森、二段ベッド下段に寝転がる。 小森「やっぱりドイツはシャレてんなぁ。誕生日プレゼントにおじいちゃんの万年筆なんて、日本じゃぜってーないし」 ハンケル「ドイツでは、小学校の頃から万年筆を習います」 小森「へー、日本でいう書道みたいなもんか」 ハンケル「はい。僕はおじいちゃんっ子でした。昔からおじいちゃんが使ってる万年筆に憧れていました。この万年筆を使って働いてる姿が、とても格好良かったです」 小森「ホントにおじいちゃんが好きなんだな」 ハンケル「はい。だからとても嬉しいです」 ハンケル、嬉しそうに万年筆を見て、書く真似をしたり眺めたりする。 ハンケル「小森、この辺にインクを売っているお店はありますか?」 万年筆を大事そうに箱に戻す。 小森「インク?」 ハンケル「はい。万年筆に使う、ボトルインクです」 小森「あ〜…ハンズとか言えばあるんじゃないかな」 ハンケル「ハンズ、ですか? それは何処にありますか?」 小森「明日連れてってやるよ。予定空けとけよ?」 ハンケル「本当ですか!? 小森、ありがとうございます!!」 <講評> 「万年筆」を小道具にしてシナリオが書けています。 主人公ハンケルの誕生日を祝って、ドイツの祖父が自分が愛用していた万年筆を送ってくれた、と背景が上手に描けていて良いです。 ハンケルが丁寧できれいな日本語をしゃべっているのも面白いですね。 ◎セリフの最後でマル。は省略してください。 ◎タイトルがわかりづらいです。もう少しわかりやすいタイトルにした方がいいでしょう。 タイトル考えすぎて逆にわかりづらくなったー/(^o^)\ 自分が忘れそうだから書いておこう。 小森は家族の愛情を知らないコだよ! ハンケルは家族に愛されてるコだよ! てんとうむしは、ドイツで幸せの象徴として使われる昆虫の1つだよ! でもそんな内容は書いてないから、先生にはチンプンカンプンだよね!! -2012.04.05- |
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