今回から20枚! 20枚と行っても200字詰めなのであれですが。 今回のテーマは「一年間」 時間処理の仕方のお勉強でした。 字幕にしてだしたり、セリフにして処理するんじゃなく、小道具や風物風景等で表現しようと。 一昔まえだと、日めくりカレンダーをパラパラするアレですなw ・季節、心境、環境などの変化を上手に見せて下さい ・過去に戻らない ・状況、気持ちの変化をだす ・回想は使わないで下さい ということで…最初は赤ちゃんができて生まれるまでの一年にしようと思ったんだけど、リア充爆発しろ!って思ったのでやめました^^ お腹の大きさで一年も表現できると思ったんだけどね…俺には耐えられなかった。 なのでまぁ、年間行事のある学生を使ってみたよ! お手軽だね! というか、読みなおすとやっぱりどうしてもBでLな風が吹いてる気がする…。 拓海は敦志を一目見た瞬間から気になって、いつも目で追っている…と思って読み進めてもらえると、あなたにもBでLな風を感じてもらえるんじゃないかと…。 そうでもないかな^p^ ところで課題の序盤に「男は苗字、女は名前って書いてあったけど、そうなると家と外じゃ名前が変わってしまう件…どうしたらいいの・・・・・。 先生に聞いてみよ(´・ω・) ともだちになろう。 <登場人物> 半場敦史(15) 竹内拓海(15) 半場よし子(47) 黒部義治(51) キャスター 生徒 ○敦志の部屋 半場敦志(15)、鏡の前で制服を着てる。 敦志「よし」 ○リビング 半場よし子(47)、朝食を並べてる。 敦志、入ってくる。 よし子「あら、早いじゃない」 敦志「うん、なんか目が覚めちゃって」 よし子「そう。今日から高校生だもんね」 ご飯をよそう。 敦志「いただきます」 キャスター「続いて京の天気です。全国的に青空に恵まれるでしょう。お花見日和になりそうですね」 テレビ、桜が映る。 ○学校・校門 桜の気が満開になっている。 ○教室 半場、自分の席につく。 竹内拓海(15)、隣に座った半場に声をかける。 竹内「おはよ」 半場「お、おはよう」 ぎこちなくも、嬉しそうに笑う。 竹内「俺竹内。よろしくな」 半場「僕は半場敦志。よろしく…」 竹内、ネクタイを触りながら、 竹内「ネクタイって結構苦しいな」 半場「僕もさっきから気になって…」 チャイムが鳴る。 黒部義治(51)、入ってくる。 黒部「はーい、お前ら席つけよー」 黒板に日付を書く。 黒板『4月9日(月)』 ○同・休み時間 黒板『4月23日(水)』 生徒達、夏服姿。 竹内、クラスの輪の中心にいる。一人で座っている半場に、雑誌片手に声をかける。 竹内「敦志ー、お前も一緒にGWどっか行かないか?」 半場、困り顔で、 半場「あ、えっと…僕はいいよ。ありがとう」 竹内「そうか?」 また友達と話しだす。 半場、窓の外を眺める。 窓の外、晴れ。 ○廊下 窓の外、雨。 半場、歩いていると気持ち悪くなって、その場にうづくまる。 竹内、それを見かけて駆け寄る。 竹内「大丈夫か?」 半場、口を押さえたまま首を振る。 ○保健室 よし子、先生に頭を下げてる。 敦志、ベッドで寝てる。 ○教室・授業中 竹内、心配そうに半場の机を見る。 気を取り直して、ノートに日付を書く。 ノート『6月6日』 ノート『7月11日』 チャイムが鳴る。 生徒「起立、礼」 黒部「竹内、悪いがコレを半場に届けてやってくれんか」 たまったプリントを渡す。 竹内「いいですよ」 ○帰り道 竹内、半場の家に向かう。 セミが鳴き、夏の日差し。 ○半場家・玄関 竹内、チャイムを鳴らす。 よし子「どちら様」 竹内「竹内です。プリント持って来ました」 よし子「あらあら」 玄関を開けて出てくる。 よし子「いつもごめんなさいね」 竹内「敦志君、どうですか?」 よし子「それがねぇ…どうも精神的なものからきてるみたいで…」 竹内「そうなんですか…お大事にして下さい。それじゃあ失礼します」 よし子「ええ、ありがとう」 竹内を見送る。 ○敦志の部屋の前 よし子、軽くノックするが返事はない。 よし子「敦志、竹内君がプリント持ってきてくれたわよ、ココに置いとくわね」 ○敦志の部屋 カーテンが閉めきってあり、真っ暗。 敦志、ヘッドフォンで音楽を聞いてる。 携帯が鳴り、メールが届く。 メール『7月11日。差出人:竹内拓海。本文:今日も暑いなー。海いきてー』 携帯を閉じて、音楽の音量を上げる。 携帯が鳴る。 画面『7月15日。メール受信』 画面『7月20日。メール受信』 画面『7月25日。メール受信』 よし子、ドアの外から、 よし子「敦志、竹内君が来てくれたわよ」 竹内「元気にしてるー?」 敦志、驚いてバタバタと布団の中に逃げ込む。 竹内「元気そうだな。メール見てないだろ」 笑いながら言って、ドアにもたれかかって座る。 竹内「やっと夏休みだわ。お前の宿題もしっかりもらってきたからな。一人だけ楽はさせんぞ〜。出来たら見せ てな?」 敦志、ゆっくりドアに近づく。 竹内「あ、宿題と言えばこないだ酒井がさ」 敦志「竹内君…」 竹内「ん?」 敦志「何しにきたの?」 竹内「何しにって…遊びに?」 敦志「遊びにこられても、僕…」 竹内「迷惑だったか?」 敦志「え?」 竹内「メールの返事なかったから来ちゃったけど、迷惑だったか?」 敦志「そんな事ない、けど…。竹内君はクラスでも人気者だし、もっと他の子と遊べばいいのに。引きこもりの 僕のことなんて…」 竹内「俺はお前とも遊びたいんだよ」 敦志「僕、とも?」 竹内「そ。お前遊びに誘ってもいっつもこないし、しまいにゃ学校来なくなっちゃうし」 敦志「ごめん…僕が行くとつまんなくなっちゃうから…」 竹内「んなコトないよ。少なくとも俺はそんなコトないし。まぁ学校行くと体調悪くなるって聞いたから、無理 に外出ろとは言わないけどさ。そのうち一緒にどっか行けたらなーって思ってんだ」 敦志「竹内君…でもいつになるか…」 竹内「あぁ、いいんだよそんなの気にしなくて。俺が勝手に思ってるだけだし。嫌なら嫌ってちゃんと言えよ?」 敦志「うん…ありがとう」 竹内「その代わりと言っちゃなんだけど、またこうやって遊びに来ていいか?」 敦志「いいけど…僕会えないかも…」 竹内「だからそれはいいんだってば」 敦志「うん…今日来てくれて嬉しかったんだ」 竹内「じゃあ決まりな。じゃあ今日はそろそろ帰るわ。無理させてもアレだしな」 竹内、そう言って立ち上がる。 敦志「今日はありがとう。メール、返事するようにするから」 竹内「おう、返事が全くなしは寂しいからな」 ○半場家・廊下 竹内、2階から降りてくる。 竹内「おばさーん、お邪魔しましたー」 ○敦志の部屋 半場、布団に潜って携帯をいじってるとメールが届く。 メール『今日は話せてよかったよ。また今度な』 メール『8月7日。本文:花火ちょーキレイ! 添付:花火の写真』 メール『9月28日。本文:文化祭の準備なう! 添付:クラスの写真』 メール『10月19日。本文:文化祭! 酒井の女装キモイ(笑) 添付:酒井が女装してる写真』 メール『12月24日。本文:メリークリスマス! 添付:サンタ姿でケーキを売ってる竹内の写真』 メール『年越しそば食べた?』 半場、メールを打つ。 メール『まだだよ。竹内君は?』 メール『俺もまだ。ちょっと窓の外見てみろよ』 半場、布団から出てカーテンを少し開ける。 外、雪が降ってる。 竹内、玄関前で手を振ってる。 半場の携帯が鳴る。 画面『着信:竹内拓海』 出ようかどうか迷って、恐る恐るでる。 半場「…もしもし」 竹内「年越しそば、食べに行かないか? 空いてる蕎麦屋見つけたんだ」 半場「………うん」 <講評> 春から年末冬までの時間経過が書けています。 できればもう少し先の季節まで描くと「一年間」になりましたね。 ◎P1〜P2は「敦志」で台詞を書いてあるのに、学校のシーンは「半場」になっています。どちらかに統一して下さい。 ◎柱に「休み時間」は書けません。 ◎一つの柱の中でどんどん時間経過をしていますが、これも書けません。柱を立て直して下さい。 ◎ページの先頭行は空けないで下さい。 Q.台詞の名前について質問です。 男は名前と決まっていますが、家と外で使い分けて描くべきですか? A.男は苗字と決まっているわけではありません。下の名前でもOKです。その際には統一して下さい。 感想よりも指摘が多いwwwwwwwwwwwwwwwwwwww サーセンwwwwwwwwwwwwww 「一年」としか思ってなかったから年末まででも大丈夫かなって思ったけど、「一年間」だから春まで書かないとだめかテヘペロ☆ 台詞の名前に関してはあれか、出来れば「男は苗字、女は名前」だけど、使い分けるよりは統一ってことか。 前に読んだアレは一体…。 まぁいいか。 1つの柱の中で時間経過はしちゃダメなんだなー。 メールが届く度に柱立て直すということは…めっちゃ行使うやり方やな(笑) ○同 メール『〜』 ○同 メール『〜』 ってやってくってことでいいんだよね、多分。 ページの先頭行を空けないで下さいっていうのはアレだな。 柱を立てる時は1行空ける決まり→ページの最後の行で丁度書き終わる→次のページの初めが柱→あ、1行空けなきゃ…っていうね(笑) 律儀に守ったらそこは別にいいよと、そういうことだ。 次で基本科は最後かー。 簡単な本科の案内が入ってたでござるよ。 こうやって指摘をしてもらえると、本科やりたくなっちゃうよな…。 やっぱり上達したいし! ひとまず次の課題を考えないといけないでござるね。 -2012.05.14- |
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