※予想するからに、ちょっと真面目に進めていきます。
   でも気分屋なのでその辺は(ry




はじめに

 2011年12月1日付で、シナリオ講座という通信教育を始めました。
 俺は趣味でボイスドラマの脚本を少しだけ書いています。
 動機はもちろんシナリオをちゃんと書けるようになりたいからですが、根本は自身を持つためです。
 俺はモノヅクリが好きです。
 しかし創作の場に立ち会った事が殆ど無く、知識も経験もありません。
 独り善がりな独学で自信が生まれるほど自信家でもありません。
 なので、知らないなら勉強をしようと思ったわけです。
 勉強を始めるのに遅いという事はないと思って。
 別にプロになりたいとか、そういうわけではないんです。
 ただ、色んな人と色んなものを作れたらなと思っただけで。

 シナリオというのは色々あって、ドラマや映画や舞台、ボイスドラマはもちろん、ラジオの構成作家やバラエティの台本等も含まれるらしいです。
 最終的にどういう分野のシナリオ作家になりたいかで道は変わってきますが、書き方やルールのようなものは同じだと思います。

 今勉強しているのは、具体的に言えば映像用のシナリオです。
 ここでは実際に俺が提出していったものと、改善点や気をつける点、また質問して回答された内容等を記していこうと思っています。





基本

 シナリオの書く時にはルールがあります。
 皆が好きなように書いたらわかりづらいので、テンプレートのようなものがあるのです。
 基本となるのは下記の3つ。

 ・柱.........場所と時間(ex:居酒屋、夜)
       映像コンテンツではよくシーンが変わるので、コレで分かりやすくしているそうです。
       時間帯は照明さん用だとか。

 ・ト書き...舞台設置に必要なもの、演者の動き(ex:手狭な和風居酒屋の一室。雪子、グイッとジョッキを煽る)
       どんな場所か、演者にどんな動きをして欲しいかを、具体的に完結に書くそうです。
       事細かくではなく、絶対に欲しいものだけを書くとかなんとか。
       俺もまだよく分かってません。

 ・台詞.....その名の通り(ex:雪子「すいません、生中追加」)
       男性は苗字、女性は名前で書くのが一般的みたいです。
       統一することで、台詞の名前を見れば性別が分かるとか。
       確かに「翼」とか「遥」っていう名前だとどっちでもいけるしね。

 原稿用紙に書いていく場合色々と決まりはあるけど、まぁその辺は割愛。
 テキストを読んでいて納得したのは、もちろん話を書くわけだが小説を書くわけではないということ。
 頭を完全に切り替えないといけない。
 どう切り替えるかというと、フィルムに書くというのを意識する。
 映像のシナリオなら、このシーンはどんな場所か、何があるか、部屋の明るさ、この男はなにを見ているか---そういう事を考えながら書く。
 これがボイスドラマ用なら、どこでどんなBGMやSEを入れるのか、動画も付けるならどんな絵を流すのかとか。
 そういう事まで構築しながら書いていく。

 ただ話を書くだけなら小説でいいと思う。
 でもシナリオは小説にはない魅せ方が出来る。
 そこがシナリオの面白さだと思う。


 -2012.01.03-