このシリーズはTwitter上で発生した #狐面村 に基いて作られています。
狐面村 企画主様 @komen_mura
http://twpf.jp/komen_mura





香墨(かすみ)
 性別:男
 年齢:30?40歳に見える
 身長:175cm
 体格:細身
 髪色:黒
 目:黒と白のオッドアイ
 職業:紙文具店
 狐面:白地に笑ってるように見える細い目、カラフルなシミのようなインクの跡がいくつもある。口元は破れたようになくなっている。

「いらっしゃい。今日は何がご入用で? ん? 永久に書き続けられるペンが欲しい? それは困ったなぁ。あゝ、でも好いペンならあるよ。くぁ…っと失礼。昨日夜ふかししちゃって。そこ座っててよ」

 ▼村にある文具屋さん。と言っても、万年筆とインクと紙に限定されている。
 ▼着物にブーツ姿が常。材料調達のためにあちこち行くので、普段からブーツを履いている。
 ▼見た目は30?40歳くらいに見えるが、本当の年齢は分からない。
 ▼元々は旅人だったがこの村が気に入り住み着いた。

 ▼文字を食べるカミ蟲を飼っている。面の口元はカミ蟲に喰われた。
 ▼インクはイロ蟲という特殊な蟲から作っている。蟲と言っても普通の人には見えない。
 ▼右目が白い(面で見えないけど)

 ▼元々旅人だし山にもよく入るが体力が驚くほどない。遭難することも多々あり。
 ▼店の奥は金属加工から紙漉き道具、染め物用の大きな樽などいろんな物が散乱している。
 ▼軽い口調で人とすぐ打ち解けるが、胡散臭く感じるときも。
 ▼夜目は異様なほど利くが疲れやすく、よく寝る。
 ▼昔の記憶が抜け落ちていて、名前も覚えていないので自分で勝手につけた。墨の匂いが好き。


<カミ蟲>
・文字を食べて生きている蟲。
・絶対数は少なく、とても珍しい蟲の一種。
・文字を食べるだけでなく、操って動かす事ができる。
・印刷された文字よりも手描きの文字を好み、好きな文字と嫌いな文字があることが分かっている。


<イロ蟲>
 ・世界の様々な色を体に取り込む蟲。
 ・体に取り込めるのは1色だけ。
 ・新しい色を取り込む時は、前の色をその場に落としていく。
 ・香墨はその落としたイロを貰うことでインクを作っている。

※イロの貰い方※
 ・蒸留水を入れた瓶を用意しする。
 ・瓶の口を開けて放置。
 ・イロ蟲が蒸留水の色(透明)を取り込む時に落とすイロをGET。蒸留水と混ざることで人間の目にも見えるようになる。





( 名前なし)
 性別:男
 種族:猫
 年齢:120歳(人間換算して422歳)
 品種:ノルウェージャン・フォレスト・キャット
 毛色:白ベースに黒
 職業:野良猫
 狐面:?

「名前? ないな。好きに呼ぶといい。どう呼ばれようと私であることに変わりはない」
「すまないが背中の面を直してくれないか」

 ▼村に住み着いた野良猫。
 ▼九つある生命の五つめを生きている。
 ▼人語を操れる
 ▼決まりなので狐面を背負っているが、邪魔になるのでどうにかならないかと思っている。

 ▼誰かに飼われているわけではなく、いつも村をふらふらしている。
 ▼声が低く(渋い)知的で落ち着いた性格。
 ▼もふもふ。
 ▼おちゃめな一面もあり、渋い声でお茶目だととてもシュール。
 ▼人が好きで寂しがり屋なのだが、過去の経験から人に飼われる事をやめた。
 ▼高いところが好きで、色んなものの上に登る。
 ▼香墨からは「森さん」と呼ばれている。




菱沼(ひしぬま)
性別:男
年齢:外見的に20代後半
種族:付喪神
身長:173cm
体格:中肉で筋肉質
髪色:黒
職業:遊び人
狐面:右頬に菱型のマークがある

「こんな所で何してるの? ふぅん、じゃあ僕も手伝うよ◆」
「こんにちは◆ あれれー? また綺麗になった?」
「ねぇ、今度僕とデートしようよ?」

▼神出鬼没な万年筆の付喪神(トラディショナル M215 ダイヤライン)
▼この村には来たばかりで、いつもふらふらしている。
▼黒のパンツに白シャツ、ダイヤ柄のベストを着ている。

▼少しねちっこい話し方でいつもニコニコしている。
▼どこか胡散臭い。
▼男女問わず、たらしで口説く。
▼悪戯大好き、からかうの大好き。
▼猫(森さん)を見つけると抱き上げて、そのまま散歩したりする。



ツクネ(つくね)
性別:女
種族:光の鳥
狐面:???

 銀杏から預かった光の鳥。
 紙面に込められた人の「想い」を栄養として生きている。
 最近は文明化が進み手書きの文字が減って弱っていた。